プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
P・F. ドラッカー

定価: ¥ 1,890
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発売日: 2000-07
発売元: ダイヤモンド社
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原書名は『THE ESSENTIAL DRUCKER ON INDIVIDUALS: TO PERFORM, TO CONTRIBUTE AND TO ACHIEVE』。現代マネジメント思想の巨人、ドラッカーを初めて読む人のために、これまでの著作10点、論文1点からエッセンスを抜き出し、ドラッカー自身が加筆・削除・修正した必携本である。3部作『THE ESSENTIAL DRUCKER』のうちの第1部で、個人の生き方と働き方が主題となっている。本書の第1章は個人がおかれた状況を確認する「いま世界に何が起こっているか」。第3章「自らをマネジメントする」から、個人のあり方が本格的に論じられていく。社会において業績をあげ、何かに貢献し、成長するにはどう考え、行動すべきか。単なる業績アップやキャリアアップを目指すものではなく、これからの時代を生きる知識労働者が理解すべき本質的な問題を取り上げている。随所に具体的で明快なアドバイスを盛り込みながら、個人が「何をもって記憶されたいか」という究極の問いかけへと向かっていく。編者によれば、本書はドラッカーが初めてという人だけでなく、ドラッカーの世界が「大き過ぎて全体が見えない」という人、次にどの著作を読めばいいのか悩んでいる人たちのためのガイドブックとして作られたという。とはいえ、やはりドラッカーの思想の原野は広大だ。本書も1度通読して済むような軽い本ではない。座右に置いて何度も読み返せば、そのたびに新たな発見があり、勇気がわいてくるはずだ。(秋月美南)
新鮮な解釈、ものの見方が随所にある文章が平易なので、結構とっつきやすいです。
冒頭は、時代背景というか、歴史的経緯で、資本主義社会
が知識主義社会へいかに転換してきたか、知識とはマネジメント
や組織の営みといかに関係があるのか、さらに、生産性向上と
知識の関連をテイラー分析の評価を交えながら語っていきます。
このあたり、へえ〜と感心するのですが、ところで、プロフェッショナル
の話はいつ出てくるのかな、としばし半信半疑にも。
でも、そういった知識経済社会の中で、今後誰が主役になるのか、
という論旨展開から、徐々に、「さて、あなたは、何で知られたい
のか」という話、さらに、自分の特性分析から時間管理、人生の
マネジメントなど、個人の生き方や何かのプロとは?へ
話が広がります。
簡潔な文章に、重い意味がたくさんちりばめられていて、いちいち
うなずいてしまう、まさにエッセンス本といえます。
ただし、タイトルから受ける印象のような、いかにも、個人が
プロとして生きていくための指南書然とした内容ばかりでは
なく、もっと時代を大所高所から俯瞰したスタンスで書かれたもの
ですので、その辺は、大前氏の「プロフェッショナル本」とは
まったく違うので、注意が必要です。
また翻訳ですけど、私には、よくこなれて平易で読みやすい感じを
受けましたが、いろんな著作から集めて編纂したせいか、章と章の
つながりが、あんまりないのが残念ですね。
翻訳に問題あり本来は判りやすい内容であったのであろうが、翻訳が悪いために台無し
非常に読みづらい。
詩を読んでいるようなくどい言い回しに中盤以降読むのが苦痛になった。
内容的にも目新しいと感じる点は少なく、高名なドラッカー氏の著書であり期待していただけに、失望も大きい。
日本限定発売シリーズ内容にまとまりがないというレビューが見られたが、それは本書がドラッカー氏の一連の著作からポイントとなる箇所を抜粋し編集しているためだろう。決して彼の主張がそのまま反映されているわけではないことに留意したい。
大きくわけて「社会」と「仕事術」から構成されているがこれが若干の混乱をまねいている原因かもしれない。
例えば仕事術だけを学びたければ、[経営者の条件]を読まれた方が主張が一貫していてはるかにスッキリするだろう。具体例も豊富でわかりやすい。
私はドラッカー氏の著書をもうすでにかなり読み込んでいたのでポイントを整理した復習用みたいなつくりでありがたかったが、たしかにはじめての方にはまとまりがなく分かりにくく感じられるかも。
貢献を重視するや強みをいかす、もっとも重要なことに集中するなど要点を押さえるだけでも充分価値はあるとはおもうが、あくまでダイジェスト版だという割り切りも必要だろう。