
もう少し簡潔に出来たのではと、実に5つも例文が載っています。英語と日本語を一対一対応で暗記すると、相手の投げかける英語がちょっと変化球だったりした場合にあたふたしてしまいます。ですからこのように多様な例文を身につけておくというのは大切なことだと思います。この点は高く評価したいところです。
▼しかし、各章ごとに2頁ずつ解説めいたことが書かれているのですが、この内容が冗長な感じがしました。もう少し簡潔に書けばこの半分の分量で済んだでしょうし、結果として頁数が減り、1900円という価格を下げることが出来たのではないでしょうか。
例えば「取り次ぐ相手が不在のとき、ただ『いない』と言うのではなく、不在の理由を相手に伝えるのがマナーである。」(48頁)などというのは言わずもがなではないでしょうか。
△付属のCDの吹き込み時間は54分24秒。録音スピードはどうかというと、こうしたビジネス会話学習書にしては「手加減した速さ」です。
△なお、類書でお勧めのものに「場面別会社で使う英会話」(味園 真紀著/ベレ出版)と「英会話ペラペラビジネス100」(スティーブン・ソレイシィ著/アルク)があります。